新しいエンタメ___新音楽舞踊劇を通して
演劇___私たちはこれまで、完全なオリジナルの脚本に基づく演劇を通して、今の私たちの伝えたいメッセージを形にして来ました。
私たちの舞台に触れた人たちが、自分の人生に戻って行った時、新しい豊かな想像力、生きる喜びを実人生で生み出す一助になれたら_。
人生は決して受け身ではない_積極的な思いとそこから生まれる独自なアクションこそが人生を作る_。
そんな私たちの熱い想いこそが、一貫した舞台の底流に流れる創作の源になっています。
ダンス___10代の頃からダンサーとして活動してきた中村聡介、そして、オーケストラ、ダンス、バレエをこよなく愛する真喜屋宏音が何としてもその創作の要にいつも置いておきたいと願って来たものであり、私たちリード・ウィズ・アートのその独創的な舞台に欠かせない心臓部とも呼べるものです。言葉で表現できない、それ以上にずっと直感的で、誰の内にもある表現の衝動に働きかけ、と同時に一人一人の内なるエネルギーにリンク・シンクロしていくことの出来る、魔法とも呼べるその無限の可能性を私たちはそこに感じています_。
オーケストラ_音楽___演劇に命を吹き込み、果てしない奥行きと広がりを与え、ダンサーのほと走る活力と生気を観客の心に送り届け、舞台の世界をどこまでも寄り添いながら演出する音楽。私たちの舞台では、音楽はその多くの時に演者と同じく、あるいはそれ以上にそのテーマを歌い切ります。
この演劇・ダンス・オリジナル音楽の三位一体となった舞台の命の輝きが、篠崎里美氏のハッとする舞台美術_オブジェとそれに安部昌臣氏の夢幻の照明が活きたひらめきを与え、私たちリード・ウィズ・アートの新音楽舞踊劇の舞台上のボルテクスを創出するのです_。